ぱれっとの9-nine-シリーズが累計25万本を突破!
ぱれっとの近年の代表作である「9-nine-」シリーズが累計25万本突破したという嬉しいニュースが先日流れてきました。
エロゲ業界も厳しい中で、これだけシリーズタイトルが売れ続けるということは近年珍しいかと思います。
9-nine-ヒットの要因を探る
エロゲでは近年稀に見るロングセラーの大ヒットとなった9-nine-シリーズがどうしてここまで売れたのか。
その要因を考えてみます。
タイトル分割をすることによって話題を長く保てた
9-nine-と言えば4人のヒロインにそれぞれ焦点を当てた作品が分割で発売されています。
- 2017年4月発売「9-nine-ここのつここのかここのいろ」
- 2018年4月発売「9-nine-そらいろそらうたそらのおと」
- 2019年4月発売「9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ」
- 2020年4月発売「9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと」
振り返ってみると必ず1年に1回、4月に発売。
本編との絡みもあるかもしれませんが1年の同じ時期に必ず新作を出すことによって話題を長く保てたという点は大きいと思います。
1作に1ヒロインで気軽にプレイ可能
主軸となるヒロインは1作に1人
その分シナリオボリュームは短くはなるがプレイする側としては煩わしさがだいぶ省かれます。
というのもエロゲがやり辛い要因の一つとして各ヒロインの個別ルートに入るまでの共通ルートを何度か見なければならないという点が挙げらます。
セーブを効率よくしながら複数人ヒロインの攻略を進める、ということを攻略ヒロイン1人だと考えなくていいのでエロゲ特有の煩わしさが無いのも9-nine-シリーズの魅力だと思います。
中身はフルプライスクオリティを維持
いくらコンセプトが良くてもOPが無かったり、イラストやシステムが安っぽくなってしまうとそのゲームの価値が下がってしまいます。
ところが9-nine-シリーズはヒロインが各作品1人という以外はクオリティはフルプライスのゲームそのままです。
絵も、Hシーンの動きも、音楽も全てフルプライスそのままの全力投球。
ロープライスではかつてない盛り上がりを見せましたが、やはり根底はクオリティの部分で評価されてると感じました。
過去作をプレイしやすい時代になった
近年はFANZA(DMM)やDLsiteなどのサイトでダウンロード版のエロゲが大量に販売されており、過去作も超気軽にプレイできるようになっています。
過去作といえば、中古でも多く流通してるのがエロゲ業界ですが、パッケージ版って正直求めてなくて、とにかく遊べればいいという人も多いと思います。
9-nine-も2作目、3作目、4作目と進んでいく中で、途中から興味を持った人が気軽にダウンロード版をプレイできる環境が整っているのも後押しになったと思います。
結論:コンセプトが時代にあっていた
例えば30分アニメの1クールを一気に見たとして5-6時間
漫画を10冊一気に読んだとして6-7時間。
映画を2本見ても3-4時間
じゃあエロゲは?というと複数ヒロインがいる場合はテキスト読み飛ばしても10時間、普通にゆっくりプレイしたら20~30時間(実質一週間程度)かかる作品も多いでしょう。
もちろん長く作品の世界観に没頭できるのがエロゲのいい点ではるのですが
サクっと楽しめるコンテンツが流行っている昨今ではエロゲはマニア向け、玄人向けと言われるのも納得です。
ところがこの9-nine-シリーズはライトユーザーにも非常に受けがいいです。
その要因は「シリーズ物」を「高いクオリティ」で「リーズナブルな価格」で出せた。
これが9-nine-がヒットした最大の要因だと思います。
ということで、9-nine-の25万本達成に対する要因を探ってみる記事でした。
気になる方は是非プレイしてみましょう。
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